2009年7月18日土曜日

イスラム教について

トルコから帰って来て、初めてイスラム国を訪問してから様々な疑問があったので、仲良しのアルジェリア人の女の子に私なりの非常に素朴な疑問をいくつか投げかけてみた。
(ちなみに彼女の個人的な意見も入っているかもしれないので本当のところどうかわかりません)

①1日五回も祈るみたいだけど仕事してたり遊びにいってたりしていけなかったらどうするの?
男性は基本的には必ず5回しなければならない。ただ早朝5時の祈りは無理な人も多く実際いるのでできればするようにということになっている。女性は子育てなどがあるため男性のように義務付けられてはいない。(これは私の友人曰くイスラムは女性に非常に寛容な宗教だといっている)女性が入る場合は肌をみせずベールをかぶりモスクの男性ゾーンには決して入ってはいけない。モスクの後方に女性ゾーンがあり壁で仕切られていて除かないと見えないようになっている。
ちなみに、メッカがあるサウジアラビアなどは祈りの時間になるとすべての店があけっぱなし(銀行とかも)で全員がモスクへいくらしい。しかも祈りの時間に強盗に入ったりする人の処罰は両手首を切られるらしく怖くて誰も入らないらしい。両手がない人を見かけるとそういう過去がある人だとわかるらしい。


ちなみにトルコでは法律で宗教の自由が認めらている。1920年くらいにアラビア語からトルコ語(ラテン文字表記)に変わったため、国民はアラビア語で書いてあるコーランが読めないそう。

②断食「ラマダン」って実際のところどうなのか?
ラマダンはイスラム暦で月の満ち欠けによって毎年時期が変わり、日の出から日の入りまで飲食、喫煙、性交などが禁止。体の中が清掃しきれいに生まれ変わる、貧乏人の気持ちがわかる、また日の入り後食事の振る舞いをすべての信者でし合うので、全世界のイスラム信者が一つになるときで、儀式の中では苦しみをみんなで乗り越えるという意味である意味毎晩お祭り状態らしい。1、2日目は苦しいがそれから慣れてきて空腹感がない。約1ヶ月続く。来年から7年くらいは暦からいって夏の時期にラマダンにあたるので日中の時間が長いので辛いだろうといっている。冬は日没が早いので食事を取れる時間も長いことになる。ここで私がした質問はスカンジナビアの国やモスクワに住んでいるイスラム教徒は冬にラマダンがあったらいつも暗いから食べ放題、夏は夜が3時間くらいしかないから超過酷だね、といったら答えは「イエス」。


③キリスト教との対立について

コーランにはイエスを使徒であり預言者と書いてあるので、イエスの存在自体は認めている宗教だが、ただの預言者、ただの人間扱いのため、それを神扱いする点で相違があるのみ。偶像崇拝を認めていないが、イスタンブールのいくつかのモスクや、アルジェリア(フランスに300年以上支配されていた)にはキリストやマリアのモザイクや壁画が残されているがそのまま保存されモスクとしてそこで祈りを捧げいる。


しかしイスラム教にも多数の宗派があり原理主義などは彼らのとっても「違う宗教」くらいの感覚らしい。いい例はタリバンで、アフガニスタンでバーミヤンの遺跡で2つの大仏が爆破されたけど、あれもこの偶像崇拝を認めないのが理由。私の友達も遺産として守るべきものであったといっている。

④女性のベールについて イタリアにきて5年経つ彼女は、ヨーロッパの人もコーランを読みもっとよく知るべきといっている。彼女曰くコーランではエイズを2000年前に預言していたらしい。女性は処女として夫となる男性にだけに身を捧げ、他のリレーションを許されない。そのために頭髪や足、首、などを公共の場で見せないことによってお互いの性欲を抑える「我慢の宗教」といっている。世界全員がイスラム教だったらエイズはなかったといっていた。ベールにも様々なスタイルがあり顔をかくするもの、頭だけかぶるもの、目だけでて口や鼻を隠すもの、などあるがベールの下でお洒落して楽しむ女性が多い(下着とか)。私がイスタンブールでみた女性たちの中には目を見張るような美顔の人も多かったが、ベールとったらどんだけきれいなのかな、髪の毛長いのかな、スタイルいいのかな、とかただ想像の範囲に終る。ベールの色とちらりと見える靴の色を合わせていたり、ベールがシャネルのスカーフだったりする人もいた。


ちなみに私の友達は体育大を出て、普段からベールもかぶっておらず、テニスの時は半パンTシャツ。

⑤イスラムの国の経済運営に習え??
イスラムの国では、コーランに基づいて国の法律が定めらている。この全世界における不景気を脱出するのに各国必死。そこで彼女は全世界学ぶべきイスラム経済運営について教えてくれた。代表的な例として金利事業が禁止されている。貸し付けによる利子の獲得は、貧富の差を拡大させ、不公平な行為として禁止。どうしても発生してしまう利子を同扱うかがイスラム金融のミソ。借金を返済する際に発生する“上乗せ分”を“利子”ではなく“報酬”としてとらえ直した仕組みを彼らは確立しているらしい。オバマ大統領が興味を示しているシステムらしい。

っという感じで、何でもok的な私達日本人からすると、ちょっと程遠い宗教のようです。

礼拝に家族全員ででかける様子や、礼拝後そこで様々な人と出会い、その後お茶でもといってたわいのない会話をする。これが毎日の生活の一部となっていて、例え義務とはいえこうやって人々が交流する場があるというのはいい面もあると思った。

1 件のコメント:

じゃり子 さんのコメント...

勉強になりました。シドニーいち、アラビックの多い地区に住んでいるので、モスリムの人も必然的にたくさんいます。でも女性の蔑まれ方はひどく、耳を塞ぎたくなるような話ばかり聞きます。みんながそうじゃないとはわかっているけれど、悲しい話だね。