2009年10月5日月曜日

カッサインテグラツィオーネ?


世界不況の影響を受けヨーロッパ諸国も大打撃を受けてもう1年以上になる。経済状況は微妙に上がっているとはニュースで流れるものの、失業、ストライキなど毎日のようにテレビで報道されている。イタリアという国は中小企業が多いため、ドイツ、イギリスなど大企業がたくさんある国と比べれば打撃はまだ少なく、ドイツやフランスに比べても失業率はイタリアの方が低い。世界でみるとEUの失業率はアジアに比べれば比較的に高いみたい。



この時期特に耳に入る言葉はカッサインテグラツィオーネ(CASSA INTEGRAZIONE)日本語でいうと給与保証金庫といった具合だろうか?簡単に言えば従業員の保証を国が持ってくれる制度。現在この制度を利用しているイタリアの会社は104万9000時間の給料を負担しているといわれている。

会社経営困難の場合
この不況を乗り切り、会社続行の意向がある会社を一定時期援助する制度。誰で申請できるためほとんどの会社が補助を受けようとしている。1週間に数時間の労働時間の短縮させ、従業員は労働時間の給料は国から80%支払われ、実際の労働の時間は会社がいつもどおり給与を納める。給料の明細は国からと会社からの両方からのお金が混ざって支払われる仕組み。だから国側からのは80%のため明細は若干低くはなる。例えば週に40時間がカッサインテグラツィオーネを会社が利用した場合、30時間の労働をする。10時間は国が、30時間は会社が給料を支払うのだ。忙しい時期などは例えば利用しなかったり、暇で仕事がないときは利用し始めたりするなど臨機応変に使え、トータル2年間に52週まで使えることになっている。
会社破綻した場合
最高2年間の間給料の70%が保証される。自ら会社を辞めた場合、また会社をクビになった場合は失業手当がもらえるのでそれとは別な制度。2年間の間に新しい道を探せというべく制度で、その期間をすぎたらこの支払いはなくなる。

この制度を申請した会社には必ずCGILという労働組合が労働者と会社側の間に入り仲介し、社員たちの代表者となって文句をいってくれたり、同意した場合署名してくれる。つまり労働組合はなんとか労働者の権利を守ろうとしてくれ、いわゆる弁護人といった感じで、状況がひどくなればストライキも先頭にたつ。

日本も大学生の就職先が決まっていないらしいし。。。2010年もまだ横ばいといわれているけど来年末くらいには明るい兆しが見えてくるといいけど。。。

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