2009年2月2日月曜日
モダンクラシック
この前は雪で今日は雨。かれこれ12月初めからずっとこんな調子。東京のように冬に快晴があることはめったにないイタリアボローニャの冬。霧が出ることも多いが、この霧を見るとあーヨーロッパに住んでいるのだかと実感するし、私は霧に覆われた街を歩くのは嫌いではない。四季があるってとっても素晴らしい。私はきっと1年中暖かいところはきっと住む場所として選ばないと思う。でもずーっと寒いのもやだ。
さて、先日ダニエルバレンボイムという巨匠ピアニストのコンサートがあったそうで私は最近あちこちでたくさんの素晴らしいコンサートが身近にみれる環境にいながら全然知らず、この前きてたなんて後から知ることが多くちょっと悔しい思いをしている。こちらにきてからまだ一度も見たことないオペラもいつもチケットがなかったりだし。前にも町の紹介でも書いたけど、この町は家から一歩でればあちこちでたくさんの楽しいコンサート、イベント、ギャラリーなどに出会える。計画的に前々から逆に準備すると意外と見れ見れなかったりもする。
この前偶然に出会えたコンサートは「メシアンのダイアログ」と題された無料のコンサートで、ボローニャのオペラハウス内の一室で静かに行われていた。偶然に通り過ぎたので行ってみたこのコンサートは、私にとってはとても新鮮な音楽。メシアンは20世紀に活躍した偉大なフランスの作曲家。自分の部屋から見える景色や色など曲にしたいくつかの作品を二人の男性ピアニストが演奏。それに続きジャチント・シェルシというイタリアの作曲家の作品。最後にはドイツのカールハインツ・シュトックハウゼンの曲。これが最後の演奏だったのだが、演奏した30歳優秀な音大卒業生の男性は真赤なつなぎの衣装を着て、目元にメイク。ピアノの左右にはすずなどの打楽器。演奏中は時々口で口笛を吹いたり、叫んだり、数を数えたり、グランドピアノの中に手を入れて弦を手ではじいてギターのように弾いたり、時には鍵盤に座った。別に乱暴に扱うという意味ではなくそれも曲の一貫であり、時々ピアノのまわりをにらみながらぐるっと一周したりする。奏でる音自体もすべて不協和音。テアトロとクラシック音楽を一体にしオーディエンスを魅了した。10年前くらいまで生きていた作曲家もいるので最先端クラシック音楽を聞けたことになる。
妹や母の影響でドビュッシーなどを聞き初め、それからサティなど自分で集め始め、現代音楽も好んで聴くようになった。それから逆に普通で単調な音楽(クラシックのみならず)はどんなジャンルでも専ら飽き飽きして受け付けなくなった。
これからも新しい音楽を知り、発見したいし、たくさんいい音を聴きたい!
ちなみにこんな楽譜でカールハインツ・シュトックハウゼン音楽はこんな感じでした。
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